<手倉森誠新監督会見>
「みなさん、こんにちは。来季から監督をすることになりました手倉森“誠”の方です(笑)今、社長から腰を据えてチームを強化して欲しいと言う話を頂いて、私自身ベガルタがJ2降格してから来季が5年目で5人目の監督となります。僕自身は、ベガルタ仙台に来る前に、大分トリニータでベガルタがJ2に降格した相手のベンチの方に居たわけですけど、その翌年からベガルタでサテライトの監督、アシスタントコーチを経て4年間、腰を据えて頑張って来たつもりですけど、これまでのベルデニック、都並、ジョエル・サンタナ、望月達也監督のこれまでの意を汲んで、会社、フロント、県民のみなさん、サポーターの意を全部背中に背負って来年戦って行こうと思っています。どうかよろしくお願い致します。」
―監督を引き受けようと決意をしたいつ、どのような形で?
「会社が達也さんに続投要請をしていて、いろいろそこで、即答をしていない状況を見た時に、達也さんが断れば自然に自分に来るのかなという期待を持ちながら、待っていました。去年S級も取らせていただいたし、その要請が来れば全然断る理由もないので、僕は仙台がJ1に上がって定着するまで、このチームに力を傾けたいと思っていたので、今日の朝返事したんですけど、自分の中では(要請が)来たらやると言う気持ちでいました。」
―望月監督の方からは何か声を掛けられましたか?
「今年、ある程度監督からいろんなことを任せられてやってきた時に、“マコがやるところを見てみたいね”とよく言われてたんで、今日の朝逢った時も“来年頑張ってね”という話をもらいました。今年やってきたことを望月監督がやらないということで、じゃあ、自分もやらないとなれば、またチームが一からの作り直しになるなと思ったし、今年やってきたサッカーに対して、自分は続けていくことがこのチームにプラスになるなと思ったので、今年やってきたサッカーをまた質を上げながら、もっとパワーアップさせるようなチーム作りをしたいと思っています。」
―J1に定着するまでやりたいとのことでしたが、契約は一年契約ということですが
「契約は一年、一年だと思いますけど、やっぱり僕は東北人ですし、東北にJ1のチームはなく、仙台はまさにJ1にいなければいけないと思ってますので、ここで仕事する以上はそういうことを目指して、決意を持ってやるのが当たり前だと思っています。」
―今年やってきたサッカーの流れの中で手倉森誠の色をどのように出して行きたいですか?
「僕はどちらかと言うとポジティブな方なんで、チーム全体が前向きになるような姿勢を全面に出して、アグレッシブにチーム作りをして行きたいと思います。本当、仙台らしいサッカー、今年は“人とボールが動くサッカー”というところを、来年は“もっと人とボールが動くサッカー”にしようかなと(笑)今年ボールも、人も動いた時にやっぱりみんなが一生懸命プレーしてるんだな、ということをサポーターのみなさんに伝えることが出来たので、それを常に表現出来るような、本当に感動を与えられるようなプレーをピッチの上で表現出来るチームにしたいと思っています。今年一年間通して来た時に逆にサポーターから感動を貰ったというか、温かく最後の最後までベガルタコールを、試合が終わってからも、負けた後でもしてくれたサポーターに、逆に感動を貰ったシーズンだったので、来年はもっと感動の恩返しをしたいなと思っています。」
―指揮を執る立場の人間として戦力面として日本人、外国人問わずにどういったところをクラブなり、自分の中で要求していきたいと考えてますか?
「まず基本的に今、外人の補強に関しては白紙の状態だと思うんですけど、とにかく組織的に流動的に、攻撃も守備も連動していくと考えた時に、それを出来る選手を集めたいと思ってますから、それが日本人だけになるのかというところですね。今年のゲームを見て来た時に、札幌ドームでやったコンサドーレ戦と味スタでやったヴェルディ戦というのは日本人だけで戦って、かなり質の高いゲームを出来たので、そこに出てた日本人選手が残ってくれれば、その土台はあるので、心配していないです。」
―来シーズン、手倉森浩コーチにをはじめ、スタッフ陣については?
「まず、浩をヘッドコーチに昇格させて、谷フィジカルコーチに代わるフィジカルコーチを今、人選中です。夏場をもっともっと走れるようなフィジカルコーチを招聘したいなと(笑)浩が今までサテライトの方など若手の育成を見てもらったところを、自分自身は今いるベガルタの育成の方からの昇格を考えていて、これまでベガルタの歴史の中で育成からトップに上がってきて指導者になったことがなかったので、そういうクラブ作りを考えるのと、育成が頑張っていればトップに上がれるんだ、というモチベーションを与えたいと考えています。育成の方からの昇格をこれから人選したいなと思っています。」
―来シーズンのキャッチフレーズはどのようなことを考えてますか?
「実は僕が仙台に来てずっと思っていたのは、仙台らしいチームにしようと思った時に、「SENDAI」というアルファベットから取って、全てそれに当てはめたチームづくりをしたいと思います。これから監督が代わることがあっても、ベガルタ仙台はそういうスタイルでチームづくりをするんだというところを願って、
S…SPEED 判断のスピード、プレーのスピード、スピード感のあるゲームをして欲しい。
E…ENERGISH エネルギッシュに戦う。
N…NEVER GIVE UP 諦めない姿勢をとことん貫き通す。
D…DYNAMIC ダイナミックに。
A…AGGRESSIVE 常にアグレッシブに。
I…INTELLIGENCE 戦術理解力を持ってプロ選手としてやっていけるように。
ということをずっと考えていたので、これをチームコンセプトにして来年はやっていきたいと思います。これも選手に説明しながらこういうスタイルで行くんだ!と。本当にうまくSENDAIというロゴから取った時に、エネルギーあふれるパワーのあるチームになりそうだな、というのがあるので、それをスローガンにやっていきたいと思います。」
―今日の朝、選手達にどういった声をかけられましたか。
「まず望月監督と谷フィジカルコーチから辞任の報告があった後に、それを受けて自分がやることになったという話をしました。選手の方にも自分も辞任してまるっきりチームが変わることはチームにとってプラスではないという話をして、出来ればみんなとまた力を合わせて戦っていきたいと、よろしく頼むという話を今日一言してきました。」