【選手インタビュー:村上選手・大柴選手・高桑選手・ボルジェス選手・ロペス選手・梁選手・細川選手】
<村上選手>
―最終戦を勝利で終えた今の気持ちは?
「相手は昇格が懸かっていましたし、うちも昇格を目指してやってきたチームとして気持ちも入っていたと思います。神戸はちょっと固いかなという印象はありましたけど、運動量とか気迫の部分では、仙台が上回っていたし、運動量に関してはこっちの方が絶対に多かったので、最後に意地は見せられたかなと思います。」
―積極的に攻撃参加したりと、どんな思いでプレーしてましたか?
「僕自身、前に行きたいという気持ちもありましたし、柏戦でも同じ形でかなり良いゲームが出来ていたので、今日はメンバーは違ったんですけど、菅井と隣でプレーすることによって、より積極的に出来るようにと考えていました。どっちも前に出て行くのが持ち味なので、キンが前半からかなり飛ばしてて、相手のゴール前まで行って良い形になっていたので、こっちはあまり出過ぎず一歩後ろいう感じで。こぼれ球も全部来てたんですけど、そんなにバランスを崩したというのはなかったと思います。」
―何度かあったFKのチャンスの時には最後に決めてやろうと思いましたか?
「やっぱりチームとして最後良い形で終わりたいというのが大前提にあったので、可能性のないことはしたくなかったんですけど、ある程度の距離だったらジョエルからは「遠いところはお前が打って良い」と言われてたので、今日に関してはそういう場面が結構ありましたね(笑)もちろん決めたいという思いは強くありましたし、自分の持ち味でもあると思うので。」
―試合中、6年間の思いがこみあげてきた瞬間などはありましたか?
「そんな余裕はなかったですし、チームとして勝ちたいという思いが強かったので、ガムシャラに走ってた部分もありましたけど、アップの時はちょっと感情的にはなりましたね。サポーターのコールもあるんですけど、その前にピッチに入って名前呼ばれる前にあの雰囲気の中でかなりの試合数をやらせてもらったので、これで出来なくなるんだな、とかそういう感じじゃなくて、ここでやってたんだな~というか、思い出に浸ってた訳じゃないんですけど、グッと来る物はありました。」
―試合後のセレモニーや場内一周でも、サポーターから多くの声援を受けていました
「挨拶に関しては特に何も考えていなかったし(笑)あまりその場で上手く話せるタイプでもないので(笑)気に障ることを言っていたとしたら申し訳ないとは思ってますけど、ただ本当に言っていたように3年間続けて同じような報告をしなくてはいけないという悔しさはあったし、今年に関しては立場的にもキャプテンというポジションを監督にいただいて、今までの中でも数え切れないくらい信頼して使ってもらったので、そういう意味ではシーズンが終わって、こういう結果になって、もちろんサポーターの方にも、監督にも、申し訳ないという気持ちです。」
「僕としてはこのチームを去るので、来年どうこうってのは言えないですけど、ただサポーターの方は、今日もこれだけ最終戦で1万5千人を超える人が駆けつけてくれて、いろんな応援をしてもらって。個人を応援してくれる人もいれば、ベガルタを応援してくれてる人もいると思うので、これからも、仙台のユニフォームを着て戦う選手を、ずっと応援して欲しいなと思います。」
「やっぱりたくさんのお客さんの前でサッカーができるということが、このチームの一番の魅力だと思います。それには選手が、J1、J2関わらず、その試合その試合で今日のように気持ちを見せるとか、必要最小限プロとしてやらなきゃいけないと思うので、そういったところをプラスアルファで、自分たちの気持ちをもっと伝えられるようにゲームをこなしていけば、もっといい結果になると思います。今年に関しては、そういうゲームが少なかったというのはあると思いますけど、これからも仙台というチームを見守って欲しいなと思っています。」
―6年間の仙台の思い出は?
「来た時も前のチームを戦力外になって拾ってもらった形で、もうここしかない!という気持ちで昇格した年はやってましたけど、この年はたいして試合にも出てないですし、チームの結果に直接大きく貢献出来たというのはなかったので、最後の方はベンチにも何度か入れましたし、昇格を達成した時にピッチに居れたというのは大きな財産でした。次の年もJ1残留ということを目標を持って達成出来た喜びもあったし、結局降格したんですけど、その時もピッチにいたので、悔しい思いもしましたけど、自分にとっても財産ですし、良い経験になったと思います。その後のJ2の3年間もそれまでと比べたらかなりの試合数も出ましたし、自分にとっては自分を大きくしてくれたチームだと思っています。」
―今後の予定は?
「J1、J2、JFLは今日で全て終わりなので、本当これからだと思います。自分自身キャプテンになる時にたくさん言われましたけど。みんな引退してるって(笑)戦力外になっても引退するつもりはないですし、そこのジンクスだけは覆したいと思っています(笑)今後、自分に合った環境で出来るとは限らないですけど、まだ全然辞めるつもりはないですし、先のことは全然わからないですね。」
<大柴選手>
―最終節を終えて
「これだけ応援してもらって、今日もそうですけど、消化試合じゃなくて、勝たなきゃいけない試合で勝つとか、そういう試合をもっと自分達が出来れば良かったんですけど、きっちり結果が残せなくて申し訳ないという気持ちでいっぱいです。ま、これも現実なんで、しっかり受け止めてやっていくしかないですね。偶然じゃないです。」
―大柴選手のような厳しい選手が居なくなるのはサポーターも寂しいと感じていると思います
「もっとこう、現場もフロントもサポーターも、もっと一体感を持っていろいろ取り組まなくてはいけないなというのは常に感じていました。ただ今は、3年間お世話になりましたと言いたいですね。」
「選手として、一人の人間としてどこまで成長できたかわからないんですけど、いろんな経験から学ぶものは多かったです。」
<高桑選手>
―出場機会はありませんでしたが最終戦を終えて今はどんなお気持ちですか?
「改めて本当にこのサポーターに支えられたなという感じで、すごく励みになりました。これからいろいろチーム探しにつながる声援だと思います。」
―仙台在籍の4年間で過ごした日々を振り返って
「最初は怪我で始まってしまって、最後もこうやって自分のミスからチームも下降気味になってしまって、改めてサポーターの方には本当に申し訳ないという気持ちです。」
―サポーターの方々に
「いろんな温かい言葉とか、サポーターの方にいただいて、まだまだ僕は他のチームでも現役を続けるつもりですし、仙台の情報は、いろいろパソコンとかで常に意識して集めていきたいと思っています。これからもベガルタ仙台を支えていって欲しいと思います。」
―高桑選手にとって記憶に残る「思い出のゲーム」は?
「今年で言えば、アウェイの神戸戦ですかね。自分の中で、すごくのっていた試合だったと思います。ベストゲームだったと思います。」
<ボルジェス選手>
―得点王になりました
「本当に幸せな気持ちです。一番最初に神に感謝したいと思います。そしていつも横にいてくれた奥さんに感謝したい。それから、周りに居てくれて僕を支えてくれた選手、サポーター、みんなと一緒に獲った(得点王)と思っています。本当にありがとうございます。」
―シーズン終盤、札幌のフッキ選手が2位につけてきましたが
「やっぱりサッカーはなかなか理解できないところもあるんですけど、終盤、少し監督の戦術の中で僕が外れることがありました。でも、もちろん監督に対してはいつも敬意を持って接していますし、こうして僕が得点王になれたのもみんなのおかげだと思っているので良かったです。」
―得点王になれましたが、チームとして昇格を達成できなかったことについては?
「本当は僕自身が得点王になることよりも、チームが昇格出来た方が心から祝えたと思います。そして昇格という目標を果たせなかったことに対して、皆さんに本当にお詫びしたいと思います。来年は、ベガルタが昇格できるように、頑張っていきたいと思っています。」
<ロペス選手>
―試合を振り返って
「得点は追加点になって嬉しかったです。最後の方で失点したことに関してはまだ課題が残りましたが来年に向けて頑張っていきたいと思います。今年昇格できなかったことは悲しい出来事でした。」
―神戸を圧倒した内容については?
「最高の試合をしたと思います。」
―年間MVPについて
「もちろん選ばれたことに関して僕自身幸せですし、選ばれたのは僕一人の力ではありません。チームの皆、スタッフの皆、そして僕達を支えてくれた皆に感謝したいと思います。また来年も自分の力を出せるように頑張りたいと思います。」
<梁選手>
―試合を振り返って
「立ち上がりからお互い体のぶつかり合いという感じで、激しい試合だったんで、きれいなサッカーは見せれなかったと思うんですが、今日は選手全員がピッチで闘っていたんで、やっててすごい楽しかったです。」
―神戸の昇格を目の前で見たくないという気持ちもありましたか?
「もちろん自分達もホームで相手の喜ぶ姿も見たくないし、もちろんサポーターの方にも見せたくなかったし、今日はチームを去ることになった選手の分まで頑張ろうというのはみんな思ってたと思うんで良い試合が出来たと思います。」
―来季に向けてどう繋げて行ければ良いと思ってますか?
「戦術、システム云々、選手全員闘う気持ちがあれば、絶対勝ち点というのは取れるというのがシーズン通して確信したことなんで、そういうのは来季に向けて全面的に出して行きたいと思います。」
<細川選手>
―ホームデビュー戦となりました
「やっぱり雰囲気は国立とは違って、雰囲気に飲まれそうになったんですけど、みなさんの応援が力になって、プレー出来ました。」
―どんなことを意識してプレーしてましたか?
「ワントップに対して、3オフェンシブみたいな、どんどん裏に抜けてくるんで、そこは抑えなきゃいけないと意識して、奪ったらすぐはたいて、攻撃に繋げることを意識してました。」
―手ごたえは感じ取れましたか?
「自分的には全く納得できないプレーでした。今後はもっと周りをよく見て、本当に良い課題が見つかったと思うんで、これから頑張って練習していきたいと思います。」