<藤川前GKコーチ> 取材日:12月8日
―今季を振り返って印象に残ったことは?
「毎日、毎日が印象に残っているというか、毎日が思い出ですよ、全部。一つのことはない。全てが自分の中の思い出です。」
―ベガルタでの一番の思い出は?忘れられないエピソードなど
「毎日がエピソードだったし、毎日が戦いだったんで。毎日が必死でしたよ。」
―藤川さん信者が日に日に増えていきました
「じゃ、藤川神社作っちゃおうかな!泉に(笑)怖いね、なんかね(笑)自分としては毎日、ベガルタが昇格するための生き方をしてきたし、そういう生活もしてきたんで、それが少しでも伝わってくれてたんであれば、結果は出なかったですけど、嬉しいは嬉しいですね。」
―残るGK陣にメッセージを
「キーパー陣は自分がやろうとしてきた高桑の守備範囲、クロスボール、スルーパス、ペナルティエリアいっぱいを使って守るということとか、1対1に絶対強くなることは完璧に仕上がったんじゃないですか?去年のあいつのいろんなビデオを見ましたけど、明らかに彼のプレースタイル自体が変わったと思います。ま、あとは萩原が本当に小針を追い越すくらいの成長を今年一年で見せたということ。実力でサブに入ったということですね。あと1年あったらとんでもなく化けさせることは出来るんですけどね。自信あるんですけどね、ま、それはしょうがない。」
―間違いなく伸びましたよね
「頭だけで解らせるんじゃなくて、体で解らせるんですよ。もう不摂生したら明日絶対俺の練習出来ないな、って言うのを体で覚えさせる。そうしたらそういう生活になってくるんで、自然と。」
―今季限りでチームを離れる選手達にメッセージを
「去る人間にはプロとして生きて行かなきゃならないんで。何かが足りなかったからベガルタを居なくなるということなんだから、それを戒めて、やるしかないでしょ。糧にして。」
―残る選手に対しては?
「今年1年の経験を活かして、やっぱりベガルタというチームはサポーターも含めてJ1でやらなきゃいけないチームなんで、もうとにかく来年は監督も代わって、いろんな体制も変わって大変だと思うけど、頑張って欲しい、J1に上がって欲しい、それだけですよね。」
―藤川さんと言えば短パン&タンクトップの姿が印象的でしたね
「これはもうずっとですよ。ヴェルディの現役辞めてコーチ一年目からずっとそうです。試合中ベンチに座らないのとあの姿勢は10年間変わってないですね。」
―でも、第四クールの京都戦では長袖長ズボンでしたよね?
「あれはね、どういう反応が起きるか私は面白かった!(笑)あの日はそんなに寒くなかったし、多分すごい反応が起きるんじゃないかと思ったら、次の日のホームページに“あなたを見損なった…”って書いてあったからね(笑)なんで、俺がジャージ上下着ただけでここまでの反応が出るんだろうなぁと(笑)ジャージ上下着ただけで人間否定するんだな~と(笑)なかなかジャージ上下着ただけであなたを見損なったって言われるのは俺ぐらいだからね。普通は着てるんだから、冬は(笑)最後の福岡戦も皆、ベンチコート着て、何で俺だけタンクトップなんだ、本当に!(笑)」
―でも暑い日に逆にジャージ上下でしたよね?
「暑い日はわざと汗を出すように、汗出しで着てたんですよ。」
―ちょっとへそ曲がりですか?
「根性も全部曲がってますよ、本当に!(爆笑)」
―それでは1年間声援を送ってくれたサポーターにメッセージを
「サポーターに関しては、まぁいろいろバス囲まれたりとか、勝てなかった時とかありますけど、やっぱり一番最初に言わなきゃいけないのは、本当申し訳ないっていう。プロは結果なんで、自分はそれを痛感して現役の時からやってるし、プロの厳しさを知ってるし、たまたま今までは優勝ばっかして負けた記憶はなかったけど、今回こういう挫折を味わって、神戸でも常に降格争いして落とさなかったし。今回初めてコーチ10年目でJ2に来て、J1に上げる自信は100%あったけど、結局上げられなくて、初めて結果が出ない仕事をして、こうなったのもしょうがないし、その前にサポーターに申し訳ないなっていう。結局蓋を開けて4位だったら何もしなかったのと一緒なんで、どんだけ頑張ろうが何しようが、結果が全てなんで。本当に申し訳ない気持ちでいっぱいですよね。あとは、来年本当に自分も都並も思うのは、J1に上がって欲しいという、それだけです。」
―藤川さんにとってベガルタ仙台とは?
「ベガルタ仙台というよりも、仙台自体が本当に外国にいるみたいなイメージでしたね。南米とかヨーロッパにいるような。本当良い所で仕事させてもらったなと。一年間良い勉強になりましたね。本当に仙台に来て良かったなと思いますよね。いつかはね、来年からS級も取れるし、僕の目指してるところはもうコーチじゃないんで、僕も監督なんで。出来れば監督として戻ってこれたら良いなぁと思いますね。」
―藤川さんにとってサッカーとは?
「もう人生そのものになっちゃってるんで、本当。そのものですよね。」