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ベガルタ仙台 VS 横浜FC

2005年8月20日 ベガルタ仙台 VS 横浜FC
仙台スタジアム 19:00キックオフ
入場者数 19094人

痛い引き分け

逆転負けを喫した前節札幌戦からの嫌な流れを断ち切るためにもホームで勝ち点3が欲しい試合だったが、結果は0-0のスコアレスドロー。「負けに等しい引き分け」(高桑選手)に終わり、上位チームも順調に勝ち進み、これで2位福岡との勝ち点差は11にまで広がってしまった―。

カズ選手の加入で何かと話題沸騰の横浜FCを迎えたホーム試合。キックオフ前には都並監督とカズ選手が熱く抱き合う光景も見られた。

前半の決定的な場面は37分。シルビーニョ選手からのクロスに反応したバロン選手の枠を捉えたヘディングシュート。だが、これは相手GKのファインセーブで決めることが出来なかった。

なんとか前半は0でしのぎ、後半に期待がかかる。後半は発熱のため体調不良だった大柴選手に代え、シュウェンク選手が入った。

後半13分には誰もが「1点」を確信した瞬間があった。ゴール前でドフリーだった関口選手だったが、これを大きくふかしてしまいボールはバーの上へ。

16分にはカズ選手のゴール前での切り替えしシュートの決定機を木谷選手がスライディングで防ぐなど体を張ったクリアも見られ、都並監督もこの場面を「ちょっとでもディフェンスの集中が欠けていたら確実にゴールを揺らしていたシーンだと思う。集中して守れたのは、ディフェンス面の収穫だった。」と振り返った。

20分過ぎには、梁選手に代え、千葉選手を投入し、シルビーニョ選手とのダブルボランチの形を取る。そして熊谷選手を右サイドハーフの位置に置くなどポジションチェンジをはかった。31分にはマークがきつく、なかなか仕事が出来なかったバロン選手に代え、萬代選手を投入。

その後、徐々に仙台が主導権を握り始める。34分には関口選手からの絶妙なクロスに反応したシュウェンク選手だったが、これも1対1の場面で相手GKに弾かれた。

確実に後半ラスト15分は明らかに仙台ペースだったが、いずれも最後の決定力に欠けた。

だが収穫もあった。右サイドバックとして出場した中田選手。試合開始2分から右サイドをドリブル突破するなど、持ち前の運動量を発揮し、その後も果敢なオーバーラップの場面が幾度も見られた。何度かチャンスメイクを演出し「積極的に1試合通して出来ました。」と試合後語ったように、今後に大きな期待がかかる。

ただ、勝ち点1は取れたものの、5月の東北ダービー山形戦に次ぐ19094人の観衆の前で、勝利の笑顔は見られなかった―。

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