2005年4月17日 ベガルタ仙台 VS サガン鳥栖
仙台スタジアム 14:00キックオフ
入場者数 13904人
「今日こそは勝ってくれるはず!」と誰もが期待したホーム第4戦。鳥栖戦は、前節京都戦での後半の出来を踏まえた上で、これまでのボックス型ではなく、梁をトップ下に置くダイヤモンド型で最初から入る攻撃布陣で戦った。
だが、立ち上がりの前半3分、右サイドからあっさり先制されてしまう。開始早々の失点だっただけに誰もが目を疑った瞬間だった。スタジアムはたちまち嫌なムードに・・・。早い時間帯で先制され、まだまだ追いつく時間はあったものの攻めきれず1点ビハインドのまま前半が終了。
後半は前半の修正を踏まえた上で、富澤、清水を一気に投入したが、後半開始直後にまたも右サイドから追加点を許してしまう。その後、仙台はシュート数も鳥栖を大いに上回り、圧倒的にボールを支配し良い形での攻撃が何度か見られたものの、最後のフィニッシュにかけ、そのまま試合は終了。またもホーム4連敗を喫してしまった。
試合終了後、不甲斐ない結果に不満を爆発させたサポーター約1000人がスタンドに残る事態も発生してしまう。都並監督自身が拡声器でサポーターに対応する異例の事態が起こった―。
●都並監督
「今日こそ、前半の最初から我々のリズムでプレーを進めていきたいというテーマで、選手たちには積極的に動いて、運動量を増やしていくようにという指示を出してグラウンドに送り出したんですが、試合が始まると、鳥栖の選手たちのほうに、激しさ、粘り強さ、ボールへの執着心など、一枚上手で、前半の10分くらいまでの戦い方に大きな問題があったと思っています。その後、サイドでかなりスペースがあったので、そこを起点に盛り返して行きたいなと思っていたが、やや積極性がないまま前半を終えてしまった。後半はサイドを活性化させようと、少し交代も動いた部分があったが、逆に慣れていない左サイドの村上の裏を突かれてしまったのは、予想外だったというか、ちょっと自分が反省するところです。次の試合に向けては、試合の入り方にやや統一感がなかった反省もあるので、そのへんを修正して、前向きに臨んで行きたいと思っています。」
―これまでの3試合、「ホームであるが故に硬い」という言葉があったが、今日はどうだったか
「全員リラックスしてやっているとは、僕の中では思えなくて、やはり今までと同じ課題を引きずっている選手は何人かいたと思うんですけども、それよりも全体の気迫というか、そういう部分がおとなしいままグラウンドに入ってしまったなと。こちら側としては、焚き付けすぎて気負いに繋がったという過去もあるので、少し調整したつもりではあったんですけども、それよりも鳥栖の勢いが勝っていた前半の始めの数分だったかなと思います。そこで失点してしまったことによって非常にバタバタした時間が何分か過ぎてしまい、最初のシュートを打ったのも前半19分ですから、そこまで自分たちのリズムが取れなかったのは非常に悔しいです。最後は掟破りの3バックにして攻撃を試みたが、やはりバランスの良い部分と悪い部分、慣れていない部分があるので、非常にリスキーだったと思います。やっぱり前半の戦いで良い攻撃をして、我々の持ち味である良い形の守備というのが出来なかったのが、最大の課題だったように思います。」