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2005年3月16日(水) 練習場日記

練習場日記 泉サッカー場
天気 晴れ 強風
スタンド見学者数:約100人

この日もスタンドに大勢のサポーターが見学に詰め掛けていました。平日とは思えないほど相変わらず凄い数です。天候は先週ほどではなかったにしろ、やはり風は冷たくて時折吹く突風もありました。

選手が集合し始め、予定通り13:00から練習が始まります。ストレッチ・体操→2.3人で1組になってウォーミングアップ。その間、先日負傷した小針選手を除く高桑・森田のGK陣は藤川コーチの「前へ前へ」の声が飛び交う中、既に練習をこなし始めています。

●13:10~:恒例のパンパンと手を叩く合図と共に腕を上げながら→腕を回しながら横向きに→足を上げながら、の軽めのランニングへと続きます。パンパンパンと手拍子も徐々に早くなりスピードアップしたランニングの形もとっています。その後、再びストレッチへ。

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●13:20~:選手全員が2組に分かれてパス回し。選手同士ワイワイギャーギャーと和気藹々の中、見てるこっちが楽しくなる光景が多く見られます。その後、2人1組になってのパス交換→ドリブルを仕掛けながらのボール回しが続きます。この間手倉森コーチから「ゲームに近づける動きをーー!」との声が響きます。

ランダムな形を取って、2人1組のロングパスの交換へ。この時、ちょうど磯崎選手のま後ろでパス交換をしていた村上選手が「イソ~!危なーーいっ!」→「ボスッ!!」→村上選手のボールが見事に磯崎選手に命中してしまいました・・・。苦笑いの磯崎選手。

●ランニング:菅井

次に2人1組になってのジャンピングしながらのヘディング練習。

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●13:35~:再び軽めのダッシュで調整。「パン」という手拍子を合図にミニダッシュをします。

●13:40~:選手それぞれがビブスを着用します。

黄色組
<高桑・磯崎・根引・森川・三田・千葉・熊谷・中田・関口・財前・シュウェンク>

赤組
<森田・大河内・木谷・ユースの選手・富田・秋葉・清水・梁・松浦・中原・萬代>

※この日はユースから何人か参加してました。グランドの隅では村上選手も混じり、ユースの選手達と4人1組でパス回しをしています。

<13:45~1本目開始>

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「ウラへ出ろーウラへー!」など盛んに選手同士の声が飛び交います。赤組GK森田選手、やたらと「秋葉秋葉ー!」「竜児ー!」と秋葉選手の名前を叫んでいます。ゲームの間、木谷選手に「オフサイド~!」と言われたシュウェンク、「違うー!これはオフサイドじゃないー!」とでも言ったようなジェスチャーで必死に訴えています。もちろん思いっきりポルトガル語だったのでわかりませんが(笑)点数こそ入らないものの、スタメン組の方がやや(?)攻めていたように思えます。

●14:00~:インターバル。選手一斉に水分補給します。赤組の方には都並監督が念入りにアドバイスをしています。

<14:10~2本目開始>

<黄色>メンバー交代なし
<赤>ユース選手→ユース選手。大河内選手がセンターバックの位置に入り、交代したユース選手が左サイドバックに入ります。

10分を過ぎた頃、前線でのパスの連携に絶妙のタイミングで中に入り込んだ松浦がミドル気味のシュート!を決めます。黄色組のFKはこの日も三田選手が蹴っていました。

この後、大河内選手がシュウェンクにちょっと危険なスライディングタックルを仕掛けてしまい、シュウェンクがうずくまるように倒れてしまいます。その後無事に立ち上がったものの、バロンのこともあり、全体が一瞬ヒヤリとした場面でした。ほっ。

2本目終了。コーチの「はい、水入れてー!」の声に一斉に水分補給へ。

<紅白戦終了後>

<守備編>
次節対戦相手、アビスパ福岡のディフェンスの裏を意識した動きの練習です。ディフェンシブハーフの熊谷選手、千葉選手から最終ラインの三田選手、根引選手、森川選手、磯崎選手らが、ラインを上げた形を取って練習します。キーパー→DF→と言った形で前へのボールのつなげ方、スペースへの出方、DFがドリブルしながら上がりやすい位置取りなどを確認します。この時、都並監督自らビブスを着用して参加していました。
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<攻撃編>
中盤からボールが来てからの素早い対応の攻撃のバリエーションを試していたようです。所々に立てられた衝立を相手選手とみなして、サイドからザクザクと切れ込む形、ドリブルで持ち上がっていく形、ワンツーなど、サイドを使った攻撃でシュートチャンスを作る練習でした。この時、財前選手がスルーする形などが結構見られ、中田選手もこの時は左サイドに入ってました。この練習の間、関口選手と財前選手がじゃれ合う姿が実に微笑ましかったのですが、シャッターチャンスを逃してしまいました。残念!
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<FK練習>
ゴールポストの正面に壁を立て、梁・千葉・秋葉・木谷・根引がFKの練習。

<CK練習>
三田選手が、CKを蹴り、ゴールポストに近い位置で森川選手がクリア練習。

だいたいの練習が終了した頃、よりによってグランドの一番離れたところで、熊谷・磯崎・千葉・財前の4人が座り込んで何やら綿密に話し込んでいるようでした。どうやら攻撃の仕方について話合っていたそうです。

●都並監督会見概要

―今日のイメージは
「財前が裏に飛び出した時に、下のサポートする人が今日はいなかった。財前が飛び出たらそこに中田が入っていくとか。今日、実際にイメージしていたのは財前からのスルーパスが来る形が欲しかった。それだけじゃないけど、バリエーションがあった方がいい。」

―純粋な2トップ?
「基本的には2トップだけど動きながら、ちょっと財前が下がり気味の。」

―点は入らなかった
「点が入る入らないよりかは、そこの前の段階までどうやって行くかということで。ちょっとまだスムーズ感がないかなという印象。」

―(試合まで)まだ時間はある
「後で役割整理した方がいいかなと。ちょっと今日は財前の裏の飛び出しが多すぎた。良いプレーだがやっぱりそのプレーを生かしていくには、財前がパスを出す形というのを毎回作って行こうかなと。」

―今日は役目を決めないで逆に選手を自由に
「いやいや、違います。財前にあのポジションを覚えて欲しいといって、財前のパスで裏に飛び込んで行く選手を増やせという指示を出して試合をした。が、財前が結構裏に飛び出していた(笑)飛び出していたのはいいけど、その穴を他の選手が埋めないと今度は守備のバランスがおかしくなるし、攻撃のつながりの面で、財前が飛び出た所に、パスを出していく選手、あるいはこぼれ球をサポートする選手が欠けてきちゃうと良い形の攻撃にはつながらない。裏へのパス1発では相手ディフェンスは絶対破れないわけで。それをおとりにして、二次的な攻撃を仕掛けていかないと、そう簡単に相手は崩せないわけで。そういう意味では単調だったかなという。」

―全体的に攻撃に対する不安は
「中盤までのつなぎまでは安定してきているが、そこから先がまだ。もちろん、1つ2つのパターンをずっと繰り返しやって行き、その形を無理矢理持って行くやり方も、もちろんあるが、僕はそれは相手にとって簡単に抑えられてしまう1つにしかならないから。そういう意味ではバロンのポストプレーから個人の自由な発想というイメージで今までやってきて、少しづつ良くなって来た部分があるので、またその役割が今いなくなって、ちょっと選手それぞれの目標っていうのがなかなかないかな。」

―キャンプ当初のダイヤモンドにする形は?
「それももちろん機能すれば考える。でもそれは良いFWがいなきゃ成り立たない。選択肢としては関口をFWに持って行く形もある。今の形ではボックスで選んでる関口も守備と攻撃が出来るようになってきているし、そのリズムを崩したくないので、ダイヤモンド型というのはその後の選択になる。特にスタートで無理してその形を持って行く必要はない。試合の流れでは必要になってくるとは思うが、今日も萬代がどのくらいやれるか期待してたが、逆に松浦の方がこの前凹んでいたのに今日頑張っていたから。松浦が生き返ってきた。なにしろ、覇気のある選手がグランドにいた方がやっぱり良い結果が出てくる。思い切りを見せてくれる選手なり勢いをチームに運んでくれると思う。」

―もう1回くらいこのような形で試すか
「今週は時間があるし、短い時間でもまたやれると思う。毎日でもやりたい気持ちはやまやまだが。」

<松浦選手“結婚報告”会見>
※前日入籍発表をした松浦選手。本日の紅白戦でも豪快なミドルシュートを決めていました。

―何年くらい付き合ったんですか?
「大学の1年くらいからなんで5年くらい?」

―今はもう一緒に住んでる?
「はい。でも最初からではないですね。途中で来ました。」

―それまでは奥さんはどこに?
「東京で仕事してたんです。」

―奥さんの仕事は?
「ま、いわゆるCAってやつですか?キャビンアテンダント(スチュワーデス)ですね。」

―広島時代は遠距離だった?
「そうですね、はい。」

―なんでこの時期に入籍しようと
「最初は広島にいる時に、3年目になって、次くらい一緒に住もうかなと思ってたんですけど、こういう状況になってしまって(広島解雇)いろいろどうなるかわからない状況でどうしようかってなってたんですけど、ま、いつ(結婚)しても同じかなっていう、ま、1人で悩むよりかは2人で助けあって行った方がいいかなって。来年またどうなるかわからないじゃないですか?またクビになっちゃったら、また後々といった感じでタイミング逃すと思うんで、このタイミングかなと思って。」

―都並監督と藤川コーチが保証人?
「そうですね。頼める人いなかったんで。(自分を)拾ってもらったという意味も込めて。」

※ここで隣で取材を受けていた千葉選手が、パーテーション越しに「うっそ?まじ?」と言った感じで「松浦さんおめでとうございます♪今、初めて聞きました」と突っ込みます。それを受けて松浦選手「すみません昨日でした。」と照れくさそうに報告(笑)

―保証人を頼んだのは?
「1週間前くらいですね。」

―奥さんとの出会いは?
「バイト先で知り合いました。大学の時、4年間ずっとしてました。夜中にバイトしてました。11時くらいから。カラオケボックスで。道楽でやってた感じで。自由にやらせてもらって、楽しかったです。」

※ここで帰ろうとする千葉選手がすかさずまた一言!「末永く!」(笑)

―子供は何人くらい欲しい?
「はっはっは!早くないっすか?いや~まだ早いですよね。子供はまだいいっす。3年くらいは2人で楽しく。今出来たらね、出来ちゃったと思われるみたいで嫌じゃないですか?」

―それでは、これを踏まえて今後の抱負を
「前の試合でああいうこと(第2節・甲府戦での途中交代の途中交代)やったら僕もやばいんで。しっかりやらないと。自分からリズム崩れて行きましたからね。怪我もありますけど、基本的に関係ないですよね、怪我は。なんかもう自分で崩れていきましたね。試合中なので痛いどうこうは関係ないんですけど。本番やってて、こうしろと言い合いになるじゃないですか?こっちももう切れちゃってちょっと言っちゃって、それでリズムが崩れていってもうああいう感じになっちゃてダメでしたね。だから別に怪我のせいじゃないです。」

―これからスタメンのチャンスも
「そうですね、やっぱ最初から出たいですね。」

<財前選手>

―今日やってみて
「ん~まだしっくり来てないですね。今日終わってから何人かと話して。また僕が入ったことによって違うサッカーになるので、また1からボランチとサイドバックと動きの確認と言うか、ちょっと単調過ぎたんで。そういう面でサイドバック持った時にどういう動きをするのかっていうのを何人かと確認しながらやったんですけど。」

―シュウェンクと組んで連携は?
「ん~正直まだ今のところ全く出来てないですね。はい。やっぱり通訳を通じてですけど、もうちょっと自分が思っていることを言ってみて、相手が返って来る言葉も受け入れながら、(試合まで)日にちは少ないですけど、もしああいう形でやるのであれば、僕はワントップの下に入るので、ワントップになればやっぱりシュウェンクには点の事だけを考えてて欲しいので、あんまり流れて欲しくないっていうのは言いましたし、流れるのは自分が流れると言うのも言いました。やっぱゴールに一番近いとこに居て欲しいですね。やっぱり彼が流れてしまうと点取る仕事をする人がいないので。彼には真ん中でドンと構えて欲しいんですけど、それプラス僕が裏に抜ける為には、やっぱりわざと引いてきてもらったり、引っ張ってもらう動きをしてもらいたいので、ただドンと立ってても、僕が裏に抜けるスペースがなくなってしまうので、引く動きとゴール前に行く動きをハッキリして欲しいっていうのは今日やってわかったことなので、明日自分で言おうと思うんですけど、基本的にはあんまり流れて欲しくないですね。」

―2トップよりか4-2-3-1
「基本的には僕が引いていったりもしたいので、逆を言えばたまには関口がFWになってたり、そういうポジションチェンジをしていきたいと思ってますけど。洋介(中田)と俺と関口が僕が引いた時に、洋介か関口がFWに入るようなそういう動き出しが出てくれば相手も混乱するでしょうし、決して僕はFWの選手じゃないので、僕がどんどん受けて捌きながら裏にスルーパス出して行きたいです。全く違う形にはなりそうです。」

―財前選手を中心に
「そうですね、クマさん(熊谷)とかからも言われたんですけど、せっかく入ったんだからタメを作ってもらいたいと言われたんで。自分はポストプレーヤーではないですけど、わざとちょっとボールを長めに持って押し上げを待ちながら、シュウェンクでも良いですし、ま、一番良いのは2列目から出て来るとマークがずれるので、僕的には洋介と関口に期待してるんですけどね。前を向いてプレーしてもらいたいので、僕がしょっている間にやっぱどんどん攻めて欲しいですね。後はそのバランスだと思いますね。両方とも上がってしちゃうと攻めに行く人数が増えてしまうので、たまには3トップ気味になる時もあるし、でもホームですしアグレッシブに行きたいと思います。あとは回数を考えていくつもりですけどね。」

―ある意味今の形は財前選手のやりやすい形
「そうですね、関口と洋介の運動量次第と言うか、やっぱり僕が前を向いて貰った時に、シュウェンクだけしかいないと出し手が1個しかないので、そこでやっぱり僕が持った時に洋介と関口が俺より前に出ててくれれば、パス出すコースは3つくらいあるので、試合の流れの中で如何に僕を飛び越えて2人が来れるかと。難しいとこなんですけどね、そればかりやっていると中盤が空いてきちゃうので、そこは堅い時間を抑えながらある程度空いてきたら信用して走って欲しいですね。」

―ここ2試合ベンチスタート、どんな感じで試合を
「うーん、冷静に見てましたけど、まだやっぱり単調な攻めと言うか、もっと繋げるところがあるのに蹴ってしまったり、そういうのが多かったので、自分が入った時には試合を落ち着かせるというか、そういうプレーをしたいと思ってますけど。」

―監督からは?
「いや、まだ何も言われてないです。最初から出る時は、ボランチの片方を見ろというのはしつこく言われてますね。攻撃に関しては特に今のところ要求はないです。」

―負け、分けという結果にうずうずしてる
「最初から出たいと言う気持ちは誰でも持っているもんなんで、そういうのはグランドでぶつけて行かなきゃいけないと思うんで。言葉だけでなくグランドで表現したいですけどね。」

―シュウェンクについて
「言葉の壁もありますしね、難しいっちゃ難しいですね。日本語は全くですね。もったいないですね。ちょっと消えた状態なんで。もうちょっとコミュニケーションというか、出し合わなきゃいけないかなという感じですね。」

―言葉が使えればもうちょっとうまく使える
「やっぱりサッカーは11人でやるもんなんで、立ってるだけだったら10人でサッカーやってるのと一緒なんで。そういう意味で何をしたいのか逆に俺らに要求して欲しいし、そうやってお互いぶつかっていかないと、シュウェンクはシュウェンクの言い分もあるだろうし、僕達は僕達の言い分もあるので、そういう仲が悪いとかの問題じゃなくて、もっとぶつかっていかないと彼の持ち味が何なのかわからないままだし、正直彼はどういう形で点を取ってきたのか、どういうプレーが好きなのかとか、もっと僕達に要求して来ても良いだろうし、今のままだとお互い多分こっちもわかってもらえてないでしょうし、正直自分達もわからないですね、今のままだと。逆に溜めてるのであればどんどん通訳を通じて言って欲しいですね。今のままだともったいないですね。僕もベンチから冷静に見てて思うんですけど、何をしたいのかちょっと僕の見た目ですけど。」

―どういったところが
「それはこれからだと思うし、まだここで見極めるのはかわいそうだと思うし。やっぱ外人ですから自分達も期待してるし、それだけ応えられるにはそれだけのことをどんどん要求して欲しいですね。」

―逆に財前選手からは練習の時はどんな風に
「なかなか言えないもんなんですよね、最初は。やっぱ1点取ったりアシストしたり、彼の場合はきっかけが欲しいですね。やっぱ結果を出さないと輪に入った気がしないんですよね。海外行くとそんなもんですから。言葉の壁もあるし、結果出せば皆ついてくるし、そういう世界だから。プレーで認められれば周りもついてくるし、プレーが認められないまま終わってしまうとそのままパスも回ってこないし。僕もいろんな国に行きましたけど、自分が成功した国もあれば、成功しなかった国もあるんですよ、やっぱり。そういう時は本当いじめみたいですからね、ボールも来ないし。自分もチームメイトになった気もしないまま終わるし、難しいと思いますよ、海外の選手は。ちょうどやっぱ1ヶ月2ヶ月入ってくるとホームシック入るし(笑)逆に自分は海外の経験をしてるんで、気持ちはわかりますけどね。」